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第6章 火炎龍と火山の異変

-火山道-
ライズ「確かに死ぬことはないだろうけど・・・、暑い・・・。」
火山の中へと続く洞窟のような場所へ行くための道を歩きながら言う。
シェイン「こんなところでそんなことを言ってたら中にはいったら、噴火口近くに行くことなんて難しいと思うけど?」
リクス「ワウ」
レルス「リクスもその通りだってさ」
ライズ「へいへい、ところでここら辺本当に大丈夫なのか?」
レルス「何が?」
ライズ「モンスター一匹見当たらねえけど」
シェイン「そういえば・・・。」
ライズ「はは、火山にビビってどっかいっちまったのかな?」
レルス「ライズ・・・、後ろ、後ろ」
ライズ「へ?後ろ?」
ワイバーン「グオーー」
ライズの後ろからなにかが飛んできた、そして鋭い爪がライズの頭すれすれをかすめる。
ライズ「うわ!あのやろー!」
レルス「あいつはワイバーンだね、空から獲物を狙って鋭い爪で引き裂く・・・・。こ、こわい」
ライズ「んなこたぁいいから、片付けるぞ!」
          ・ 
          ・
          ・
ライズ「ったく手こずらせやがって・・・。」
軽く肩で息をしながらライズは、ワイバーンの腹に刺した剣を一気に引きぬく。
ライズ「さ、いくぞ!」
シェイン「ライズ、ちょっとまって。」
ライズ「どうした?」
レルス「これ・・・。」
ライズがレルス達のもとにいく、レルスが指さしていたのは、ワイバーンの背中の傷だった、なにかの爪にやられたのか、たてに三本、傷が残っている。
シェイン「傷のまわりが火傷になってる・・・。」
レルス「これって、ヴォルクノンのものなのかな・・・。」
ライズ「ヴォルクノン?なんだ、それ?」
レルス「ヴォルクノンは、火山のマグマの中に潜んでることがおおい龍、体長は、僕らの2倍くらいの大きさで、爪は高温を帯びている。でも、性格は獰猛といえども、それは巣を荒らされた時の話で、普段は何もせずじっとマグマの中にいることが多いんだ。」
シェイン「でも、巣は、マグマの近くに横穴、とてもワイバーンには近づけない所なのに・・・、どうして・・・。」
ライズ「そいつが火山の異変の原因かもな、だけど」
ライズはすくっと立ち上がると、火山内部への洞窟のほうに歩きだす。
ライズ「いかなきゃならねえんだから、気にせずいこうや」
レルス「そうだね、行こうか。」
リクス「わう!」
       ・
       ・
       ・
-火山内洞窟-
火山の中枢までゆっくりと歩いて行く、急ぎたいのだが、火山の中枢に行くには、今わたっているこのマグマの上の細い道をいくほかない。
レルス「ほ、ほんとにこの道でいいのかな!?」
レルスの蹴った石がマグマに落ち、一瞬で溶けてしまう。
ライズ「ここしかねえだろ、いいから黙ってわたれ。」
レルス「う、うん・・。うゎ!」
うなずいて、先に進もうとしたレルスの足元が急に崩れる
ライズ「レルス!」
おちかけた瞬間、
リクス「ガウ!」
リクスが、レルスの襟元をくわえていた。
リクスはレルスを引き上げる。
シェイン「ここら辺、地面がもろくなっているようね、気をつけてすすみましょう・・・。」
ライズ「ああ、たしかにな。」
レルス「う、うん」
泣きそうになりながらレルスはうなずいた。
       ・
       ・
       ・
-火山中枢付近-
ライズ「どんどんあつくなるな・・・。」
ライズはマフラーの下の汗を拭きながら言う。
シェイン「あたりまえでしょ、中枢に行ってるんだから」
レルス「二人とも、なにしてんの?はやく行こうよ!」
向こうからレルスが大声でいいながら、じれったいように言う。
ライズ「うるせえ!細い道では泣きそうになりながらしがみついてたくせに!」
レルス「え、なんて?」
ライズ「なんでもねえよ!まったく。」
シェイン「それにしても、レルスはライズみたいにはならないのね。」
ライズ「と、言うと、どういうことだ?」
シェイン「簡単に言えば暑さでばてるってこと」
ライズはムッとしながら、
ライズ「うるせぇ、俺は元々暑さに弱いんだよ。でもレルスは父さんの仕事でたまに砂漠とか、雪原とか、色々連れて行ってもらってたらしいからな。」
シェイン「馴れってことかしら?」
ライズ「まぁ、そんなもんだろな。ん?レルスが帰ってきたな。」
ライズの言うとおり、レルスが向こうから走って来る。
レルス「ライズ!シェイン!はやく!目的地だよ!」
リクス「ガウガウ!」
レルスに引っ張られて、いくと、少し開けた場所に出る。
下の方のマグマが、ゴポゴポと音をたてている。
ライズ「うわー、こんなとこ落ちたらひとたまりもねえなぁ」
レルスは少し震えながら
レルス「ラ、ライズ怖い事言わないでよ。」
ライズ「ところでシェイン、さっきから何してんだ?」
シェイン「これを見て」
そこには小さな台座が置かれていた。
レルス「これ、なに?」
シェイン「これは、聖界の石が置かれていたはず何だけど。」
ライズ「あっ、俺も見たことあるぜ、テムカの洞窟でおんなじようなのが置いてあったんだ。」
少し色が違ったけな、と付け加えた。
レルス「ふーん・・・。」
リクス「グルル・・・・・。」
リクスが低く唸り始めた。
ライズ「どうした?リクス。」
シェインは武器を構えると、
シェイン「なにか、くるようね。」
その時、地面が震え始める。
レルス「な、なに、地震?」
ライズ「いや、違うようだ。」
マグマの中から、龍が現れる。
龍「グルアルルル!」
レルス「あ、あいつの額!」
龍の額には光をおびた聖界の石が付いている。
シェイン「どうやら、あれのせいで暴れているようね。」
ライズ「レルス、あいつってヴォルクノンか?」
レルス「うん」
シェイン「くるわよ!」
シェインがいった瞬間、ヴォルクノンが爪を振り下ろす。
さっとライズ達はよける。
ヴォルクノンの爪が地面に付いた瞬間、轟音と共にさっきまでいた地面がえぐれ、炎が吹き出る。
ライズ「んだよ!あの炎!」
レルス「あれがヴォルクノンの必殺技だよ。」
ライズ「・・・、シェイン、水の術っていうのは?」
シェイン「もちろん、あるわよ」
ライズ「よし、レルス、リクスいくぞ!シェイン、援護頼む!」
ライズ、レルス、リクスがヴォルクノンにむかっていく、ヴォルクノンがリクスにむかい足を振り下ろす。
リクスはそれを避ける、そのすきにライズとレルスが後ろから斬りつける。
ヴォルクノン「グルアアア!!」
ヴォルクノンが一声吠えると、後ろを向きライズとレルスに爪を振り下ろす。
その瞬間、ヴォルクノンのアゴ下に大きな水の玉ができ、はじける。
ヴォルクノンは爆発の衝撃でひっくり返ってしまう。
ライズはひっくり返ったヴォルクノンに飛び乗る、ライズは胸に剣をつきたてようとしたが、ヴォルクノンに手ではらわれる。
ヴォルクノンは起き上って狂ったように足をふみならす。そして、頭を地面に近づけ手足を地面に固定する。
ライズ「な、なにしてんだ?」
レルス「炎だよ!炎で全員を焼き尽くすつもりなんだ!」
ヴォルカノン「グル・・・グルアアア!」
ヴォルカノンが吠えた瞬間、炎が発射される。
シェイン「みんな、集まって!」
シェインのまわりに青い円ができる、その後爆発するような轟音がなる。
水蒸気が溢れ出す。
煙がきえた後、
ライズ「さすがシェイン、水の結界もお手の物ってか?」
と、ライズが軽く言う。
レルス「ライズ!はやく!」
レルスがヴォルクノンにむかい、走っていく、途中でまがり、足をきりつける。
うめきながらヴォルクノンが頭をレルスの方に持って来た時、リクスがヴォルクノンの鼻先に噛みつく。
ヴォルクノンは痛そうにじたばたとする。
リクスを振りはらおうと頭を上にあげた瞬間ライズがヴォルクノンの懐に入っていく。
そして、ライズはヴォルクノンの腹に剣を刺す。
ヴォルクノン「グオォォォ・・・ォ・ォォォ」
ライズはヴォルクノンの腹からさっと剣を抜き、後ろに下がる。リクスも鼻先から離れレルスのところに行く。
一瞬間を置いてヴォルクノンの体がゆっくりと前に倒れてくる。
ライズは軽く息を吐く。
ライズ「シェイン、容器かしてくれ」
シェイン「ええ」
シェインはライズに容器を投げてよこす。
ライズ「さてと・・・。」
ライズはヴォルクノンの額の青く光っている聖界の石を引っ張る。
鈍い音がして聖界の石が額から外れる。
ライズはそれを容器に入れる。
ライズ「よし、これでオッケーだ、レルス、リクス、シェインいく・・・!」
ライズが振り返ってみると、レルス、リクス、シェインが倒れていた。
そして、上には大きな龍が2匹いた。
ライズ「まだいたのかよ・・・。」
ライズは、シェイン達の所へ行こうとした瞬間、横から強い力がきて吹き飛んだ。
ライズは岩に背中をうちつけた、右の腹に鈍い痛みがあった、火傷の感覚もある。
頭上から翼の音が聞こえる。
もう一匹龍が飛んでくる。
龍は3匹こちらを見下ろしている。
意識が薄れていき、視界がゆがむ
ライズ「こんな・・・ところで・・・かよ・・。」
悔しさがこみ上げてくる。
その時、声が聞こえた気がした。
その後何だかわからないものが体の底からこみ上げてくる。
そして、意識が途絶えた・・・。
続く・・・。
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